エッセイコーナー
875.第12回全国もちフェスティバル&三省堂『現代新国語辞典(第七版)』  2023年11月12日

本日、一関市総合体育館西側駐車場の特設会場にて、餅三昧、餅料理尽くしの「第12回全国もちフェスティバル」が開催された。
以前は「全国ご当地もちサミット」として毎年秋に行われていたが、コロナ禍や台風の影響により4年ほど中止を余儀なくされた。
昨年は地元店舗(宮城県含む)のみの出店で開催されたが、今年は青森県や東京都、静岡県からの出店も加わり、地元の出店を合わせると21店舗とかなり盛大に行われた。

ステージでのイベントもあり、なかでも日本一となる150kg分の「餅まき」にはかなりの盛況ぶりだった。
甘党の私も当然各店を隈なく見て回り、「はてさて今回はどの餅料理にしようか?」と、毎度のことだが迷いに迷いながらも、今回は久慈市から出店のドリームアップ「短角牛餅入メンチカツ」、地元一関市本寺の若神子亭「南部一郎かぼちゃねぎもち、かぼちゃ入り雁月、かぼちゃ入りマドレーヌ」の三品。そして青森県黒石市の寺山餅店「三色くりぃむ大福」を購入することにした。
後ほどじっくりと堪能させていただき、もじもじと言葉を探しながら、短歌を一・二首捻ってみたい。
(感想などは後日)

「言葉を探す」と云えば、一昨日、ありがたいことに新刊の三省堂『現代新国語辞典(第7版)』が自宅に届けられた。
辞書の主幹編集人は幼友達である小野正弘(明治大学)教授。彼からの贈り物だった。
彼は国語辞典の編集のみならず、オノマトペ研究の第一人者として『オノマトペがあるから日本語は楽しい―擬音語・擬態語の豊かな世界』 (平凡社新書)
擬音語・擬態語4500 日本語オノマトペ辞典』(小学館)
NHKカルチャーラジオ詩歌を楽しむ オノマトペと詩歌のすてきな関係 』(NHKシリーズ)
感じる言葉 オノマトペ』 (角川選書)
オノマトペ 擬音語・擬態語の世界』(角川ソフィア文庫)
イラストでわかるオノマトペじてん』(成美堂出版)
などなど、多くのオノマトペに関する書籍を世に出している。

因みに、三省堂の『現代新国語辞典』では第五版、第六版、そして今回新しく出版された第七版も、小野教授が主幹編集員を務めている。
今回の第七版も、新語の強化や語彙力アップ、オンライン辞書が使える(来年4月1日から)特典付きなど、時代に則した新たな試みが随所に見受けられる。
座右の字引として、今迄は第六版をパソコンの横に置いていたが、早速入れ替えることしたい。

一関・文学の蔵30年記念事業「小野正弘教授(明治大学)講演会」  2018年9月23日
幼なじみの記念講演  2015年11月21日
友が主幹の新国語辞典  2014年11月22日
幼なじみがNHKクローズアップ現代に出演した!  2013年6月12日


小野正弘「辞典」  


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